
株式会社若草印刷は、創業以来、時代とともに移り変わるニーズにお応えしながら、お客様の課題解決に真摯に向き合い、印刷という価値を通じて社会に求められる価値を提供し続けています。その活動は、ビジネスシーンや人々の生活シーンをより豊かにする情報コミュニケーションとなり、より良い社会実現に貢献しております。

SDGsとは?
SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

若草印刷の取り組み
再生紙
再生紙は、古紙パルプを原料に使用してつくられています。古紙を紙の原料として再利用することは、紙ごみを資源として甦らせ、森林資源を節約することにつながります。
バナナペーパー

















バナナの皮繊維に森林認証パルプを加えて作られた社会循環型紙
ザンビアのオーガニックバナナ畑で通常捨てられる茎の繊維を利用し、日本の和紙工場で古紙を加え紙を作っています(バナナ茎30%:古紙70%)。
バナナ農家や村の人々とのコラボで生まれ、人、森、野生動物を守る紙でも知られています。茎の繊維をパルプ化する際には、薬品を一切使わず水とバナナの茎だけで製紙する方法を採用しています。
木材を使わず紙ができるので、森林保護の観点からも注目されています。
参照:株式会社ワンプラネット・カフェ


タンザニアコットンCoC







タンザニア産オーガニックコットンを使用して
持続可能な農業を支援
タンザニア産オーガニックコットン(農薬や化学肥料を使用せずに有機農業で栽培された綿花)の落ち綿と、森林認証パルプを原料に生産された紙を使った紙。有機農業は環境負荷を抑えるだけでなく、農家の自立支援や児童労働の禁止、フェアトレードなど包括的なアプローチで持続可能な農業の実現を目的として、全プロセスで第三者認証機関に検査・認証されている。
参照:株式会社 山櫻


ユポグリーン





CO2排出量を抑えた
日本初のバイオマス樹脂配合合成紙
「森林資源の保護」を目的に製造され、原料に木材を使わず製造工程で水もほとんど使わない。温室効果ガス(CO2)の排出量削減に貢献できる環境配慮型の合成紙。従来品と比較し、A4用紙100枚で約7時間分の蛍光灯消灯(40W)と同等のCO2量削減効果を持ち、ガソリン消費で生じるCO2削減量に換算すると、乗用車1.3km走行分の効果が見込める。
参照:ユポ・コーポレーション


ぞうさんペーパー



ゾウと人間が共存できる社会を築き上げる紙
スリランカに生息している象の糞を有効活用した100%再生紙。森が伐採され、行き場をなくした象が暴れて仕方がなく殺処分をされてしまうことがあり、その親象を失った小象たちの孤児院で出た糞をリサイクルしている。現地の工場で、現地の人たちが一つひとつ製造。売上金の一部を象の保護活動や子供たちの環境教育のために使用。
参照:株式会社 ミチコーポレーション


GAバガス-FS シュガー




さとうきびの搾りかすから作られた
バガスパルプ配合の紙
サトウキビの搾りカスから作られたバガスパルプ配合の特殊紙。本来破棄されるバガスを原料とするので、木材紙に代わって廃棄物のリサイクルや森林伐採抑制、生態系の保全につながる。バガスパルプ10%以上配合でFSC森林認証紙。
参照:株式会社 竹尾

レイクパピルス




水辺に生える「ヨシ」は水資源の保全と大気中のCO2の減少
琵琶湖の水辺に生える枯れてしまったヨシのパルプを原料とした用紙。窒素やリン酸を吸収して水質の浄化を促すほか、炭酸ガスを吸収して酸素を放出してCO2の減少に役立つ。レイクパピルスを使用した名刺1枚で、琵琶湖・淀川水系の水を約20リットルが浄化された事になる。
参照:近土写真製版株式会社

東北コットン




東日本大震災の津波被害により
稲作が困難になった農地で綿を栽培し、本来破棄される綿の茎繊維をすき込んだ紙
「東北コットンプロジェクト」で栽培された綿(コットン)の茎から採った繊維と、森林認証パルプを原料に生産された。使うことで栽培農家による復興への挑戦の支援につながる。
参照:株式会社 山櫻

桜の木の紙



使われすぎても使われなくても荒れてしまう日本の森林。国産木材の利用は日本の森を育て地球温暖化防止に貢献。
尾道の市花である桜の木からできた完全再生紙。桜の木の間伐材30%、古紙70%。
参照:紙誠株式会社

尾道帆布の紙


尾道の特産品である
尾道帆布の生地からできた紙。
完全再生紙。帆布の生地30%、古紙70%。
参照:紙誠株式会社

デニムペーパー


デニム工場でゴミになる端切れを使用した紙。
完全再生紙。デニムの端切れ30%、古紙70%。
参照:紙誠株式会社



企業の取り組み
抗菌・抗ウイルス印刷物の推進



印刷物の表面に抗菌効果や抗ウイルス効果のあるニスを塗布することで全ての印刷物に抗菌・抗ウイルス加工を施せる製造体制を整備しております。消費者の衛生意識が高まる中で、安心安全な生活をお届けすることで社会に貢献しています。

プライバシーマーク制度
(2009年 認証所得)




プライバシーマーク制度は、日本産業規格「JISQ15001 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。ネットワーク技術の発展やデジタル化の促進により、ますます個人情報の流通機会が増加する中で、個人情報保護による安心を保持することにより社会経済の発展に繋がります。

植物油インキ
(ベジタブルインキ)の使用









植物油インキは、再生可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油、及びそれらを主体とした廃食用油をリサイクルした再生油で生成されているため、人や自然に優しく、限りある資源を守ることに繋がり循環型社会の形成に貢献しています。
※印刷設備により使用インキが異なる場合がございます。

RCMS(Remote Color MAnagement Service)



クラウドサーバーを介して複数拠点にあるプリンタの出力色を一元管理しております。色管理は、これまで熟練者による知見や専用の測色器が必要でしたが、さまざまな作業が簡易化され、オペレーターと管理者間の生産性向上、複数拠点間どこで出力しても色差がなくなると共に、色の仕上りイメージを社内間共有できるようになっております。色の認識差の解消、人や物の移動削減、業務効率化により環境負荷を低減しております。

Japan Colorプルーフ運用認証(2018年5月 認証取得)



本認証制度はISO国際標準に準拠し、基準値で指定した色を適切に再現できることを一般化しております。それにより、本印刷の色合わせ作業時間短縮、印刷時のヤレ削減により、労力と使用する紙を大幅に削減し、環境にやさしい印刷を実現しております。

ユニバーサルデザインの採用







ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは「年齢、性別、国籍、障害の有無などに関わらず、あらゆる人が使いやすいようにデザインされた製品やサービス」のことです。
情報は人と人を結ぶ生活に必要不可欠なものです。私たちは情報にかかわる企業として、すべての人の「快適」に配慮した製品の提供を心がけています。

より多くの人に情報を正しく伝えるメディアづくり





より多くの人に、情報を正しく伝えるものづくりが目指せるように、社内勉強会の開催・社外活動などを通じ、社会的責任を追及する取り組みをしています。また、印刷物のみでは伝えにくい情報もあり、WEBをはじめ、さまざまなメディアづくりにも取り組んでいます。

雇用への取り組み

中学、高校生への職場体験・見学会の実施や、大学、専門学生へのインターンシップ制度を積極的に実施し雇用の創出に努めております。女性管理職を積極的に登用し、性別に関わらずに管理職として能力を発揮して頂いております。多様な人材が心身ともに健康で活き活きと働くことができる会社にしていくことが重要と考えており、今後も積極的な新規採用を継続してまいります。
※国際貢献 外国人技能実習生の受入れ(2010年3月から継続雇用)

健康で安心して働ける
環境づくり




社員が安心して働くことができるように、ハラスメントの防止に関する規定や、出産・育児休暇制度を制定し、社員の様々な働き方を応援しています。
※女性の社会復帰促進(女性社員の産休取得率100%・育児休業からの復帰3年後の定着率100%)

環境に優しいものづくり




環境にやさしい現像レスのCTPプレートを採用しています。産業廃棄物となっていた製版フィルムの処分と現像廃棄液の排出もなくなり、環境に優しいものづくりに取り組んでいます。

資源のムダ、ロス削減の推進

印刷工程において、印刷や加工で発生した損紙(ヤレ紙)の古紙リサイクルを促進しています。

